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不妊治療に朗報! 大豆イソフラボンのパワー

近年、10組に1組の夫婦は不妊に悩んでいるといわれている。原因として現代社会を取り巻くさまざまな環境および食生活が影響していといわれ、この傾向はますます増加傾向を示すとされている。しかし解決策に期待されている不妊治療の医療費は高く、不妊に悩む夫婦にとっては経済的、精神的にも大きな負担となっているのが実状である。
 そんな中、ニチモウと、ニチモウバイオティックスは、大豆イソフラボンの不妊治療への有効性を武庫川女子大学との共同研究で確認した。ニチモウは、武庫川女子大学薬学部とヒトの子宮内膜上皮細胞における発酵大豆胚芽抽出物(ダイゼインリッチなアグリコン型イソフラボン:『AglyMax(R)』)の調整作用について、2005年4月から共同研究を行ってきた。
 今回、開発素材である発酵大豆胚芽抽出物(ダイゼインリッチなアグリコン型イソフラボン:商品名『AglyMax(R)』)が、ヒトの子宮内膜上皮細胞における妊娠・着床に不可欠なサイトカインである白血病阻害因子(LIF)とトランスフォーミング成長因子β(TGF-β)の分泌、ならびにGlycodelin発現に対する調整作用を世界で初めて発見し、不妊治療への有効性を武庫川女子大学との共同研究で確認したとしている。
 これらのことから、食品サプリメントとしてのアグリコン型イソフラボンには、その子宮生物学的作用効果から妊娠・着床に関わるメリットが大きいと示唆された。

※ なお、同研究論文が2月9日に権威ある英国の内分泌医学雑誌「J. Endocrinology 2月号」に全文掲載されている。

ニチモウ=http://www.nichimo.co.jp/

武庫川女子大学=http://www.mukogawa-u.ac.jp/

ニチモウバイオティックス

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