弓のサンディエゴ通信

安倍晋三氏と心の力

「安倍氏と心の力」 

Big Sur, California   24” x 36”

8年間もの長期にわたり内閣総理大臣であった安倍晋三氏が殺害されたニュースは即、全米のトップニュースになりました。

バイデン首相は安倍元首相への深い尊敬とご家族へのお悔やみをこめて、2日間米国旗を半旗にする、と発表.(7月6日付 全米テレビ、新聞のトップニュース)

バイデン米大統領がコロナ陽性 軽症、隔離で執務 (7月21日米国トップニュース)

治療後、バイデン首相は元気に任務を開始(7月27日)

過去日本国で最長8年間も、日本と国際間の平和のために尽力された安倍元首相への深い尊敬は米国とイギリス他欧州各国でもトップニュースになり、その哀悼の念は深い。

私も心から安倍氏のご冥福をお祈りいたします。合掌。

成蹊の創立者である中村春二氏がお書きになった「心の力」は各々の人生の生き方は己の心の力次第であることを説いています。

安倍氏は成蹊で学んだ’心の力’を決して忘れず、8年間もの歴史にのこる首相として、世界の平和と日本国民の安泰に全力で尽力されました。

成蹊生は人生の生き方は’私達めいめいの’心の力’に在ることを学び、父も成蹊卒でした。

昨晩、妹よりメールあり、夫婦いっしょに成蹊学園講堂の舞台に設置された安倍氏の写真に合掌した由。

姉のわたくしの名前も加えて記帳にサインしました、とあり、感謝しております。

安倍氏は政治家として日本国のために、そして世界の平和のために、働いた立派な方でした。

安倍氏のご冥福を心からお祈りいたします。合掌。

さて「弓のサンディエゴ通信」8月号は成蹊高校美術部の夏の合宿の話です。

先日アルバム整理していたら、美術部メンバーの写真が出てきました。右段横に一列に座った総勢10人余の白黒写真。

その写真を見るうちに、毎日絵を描きまくった戸隠の夏を思い出す。

高校美術部員は戸隠の旅館に一週間合宿して、毎日あちこち油絵やスケッチをしたっけ。

青空と澄んだ空気のせいか、おなかがすく。

旅館がつくってくださった、シソと梅干しの巨大おにぎりはおいしかったな。

食後、膝までしかない小川で、水をかけあったっけ。

宿の後方にある牧場にも行って牛たちと遊び、宿に帰るやバタングー。

ある日は、近所にある高い杉の木がしげるお寺を参観したあと、裏山にのぼって「ヤッホ~!」と叫び、向かいの山から返ってくる’こだま’にみんな大喜び!

何度も「ヤッホ~~」と叫んで返ってくる′コダマ’に、皆はジ~っと耳をかたむけたっけ。

夕食後に宿のそばにあるお墓にも行きました。

「ア~!見たかい?人魂だよ!」とユーメ(結城君)が叫ぶ。

「どこどこ?!」 一同は興奮した。

ユーメは怖い話のベテランだけど、今回の人魂はホンモノだった。

「ア~ッ!あそこにボヤ~っと飛んでる!人魂だ~っ!」

でも、怖がる人はいなかった。

夜空のアチコチただよう人魂をみんなは黙ってみつめながら、とても神々しい気持ちになりました。

親友の森ちゃんもユーメ(結城氏)や菅野氏やヤマケイも亡くなりましたが、夏休みの楽しく充実した美術部の戸隠合宿の思い出こそ、今はわたくしの絵の制作の励みになっています。

そして同じ成蹊生で天に召された安倍氏へ、心からご冥福をお祈りいたします。

https://www.youtube.com/watch?v=Lh8vX-KWO-Y

これからも画家として活動を続けて、少しでも良い絵を描きたいものです。

天国の美術部仲間から「ウ~ン、まあちょっと上達したかな?」と、褒めてもらうためにも。。。

ヨ~シ、頑張りまっせ~!

写真:成蹊高校美術部の合宿で階段に勢ぞろい。美術部の戸隠合宿。お寺を訪問後に階段に勢ぞろいの美術部員。前列から 菅野さん、弓、ちーこ、親友森ちゃん、ユーメ(結城君)、最後列にヤマケイ(山本圭)

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