弓のサンディエゴ通信

長女ナタリーの命の式典

私の長女ナタリーが亡くなりました。

長い闘病生活後に、天に召されました。

ナタリーの写真と、残された家族の写真。

ナタリーの一人娘、ステファニーと一緒に、息子アーニーもシアトルから来て、サンヂエゴ在住の次女クリスチイーンと私の家族一同が集合しました。

母にかわって、次女のクリスチイーンが、大変立派な家族集合会の連絡係を開いてくれ,末っ子の息子のアーニーもシアトルから駆けつけて、亡くなったナタリーの一人娘、ステフィーも加わり、ナタリーを偲ぶ家族会を開きました。

次女クリスチイーンがすべての手配をした場所は、ナタリーが元気なころ大好きだった、カジノでした。

大昔、私の両親や友人のカピツキ夫妻が必ず集合した場所はラスベガスで、クリスチイーンが結婚したのもラスベガスでした。

カピスキ氏は、そのころラスベガスに食料を送る会社の社長で、ご夫妻とも私や父母とも良い友人関係でした。それでクリスチイーンの結婚式はラスベガスで、ナタリーも出席してました。

ナタリーは其の頃の楽しい集いを思い出して、家族愛の幸せを強く感じていたのでしょう。病気になってからの毎日を、自分で母親の私や妹弟にメールや電話で、明るい声で「だいじょうぶよ!」と知らせてくれたのも、心配させないように、と誠に優しい長女でした。

今、そういう長女のやさしさに、亡くなって以来、朝起きると涙する母の私です。

勉強もクラス一番で、妹や弟にいつも優しい長女でした。

野外展覧会や個展の出がけに、「ママ、心配しないでね!クリとアーニーをちゃんと見てるから」と、ナタリー。外出する私に安心させようと、個展や野外美術展に出かける母を、見送ってくれました。

学校時代のナタリーは、優等生でした。

病気になってからナタリーは、きっと大昔の楽しかったラスベガスの家族合流を、思い出したのでしょう!

だから気分良くなるとカジノに行って、昔の思い出を懐かしんでいたのだ、と母の私は確信してます。

学校時代のナタリーは優等生でした。高校生になると、劇に出演してギターを弾いたりする活動家でもありました。

ナタリーの一人娘、ステフィーは結婚して、今は夫と加州に住んでおり、幸せに過ごしてます。

そして次女のクリスチイーンは。。。生前のナタリーになっちゃった!

亡き姉のナタリーの為に、「家族パーティーを開きましょう、ママ!」

そして、家族集合のプログラムをつくってメールを家族におくってきたのです。

「家族で、ナタリーの命の祝祭」をしましよう!ナタリーが大好きだったカジノに行って家族会をしましょう!」と、メールや電話をしてきたのです。

「そうだ~、ナタリーが大好きだったカジノに行って家族会をしましょう!」

クリスチイーンが、長女のナタリーになっちゃったのかしら!

ナタリーが良く行ったカジノに行って”ナタリーを偲ぶ会” を開きましょうよ!

「ママ、私が運転するから一緒に行きましょうよ!」だと。

結果は、クリのおかげでシアトル在住の息子のアーニーも来訪し、ナタリーを偲ぶ会は、誠に良い”家族の集い”になりました。

きっとナタリーは天国から大笑顔してることでしょう!

その上、ナタリーのクラスメイト方まで参加し、過去に結婚し手前の夫まで日本人の妻と再婚して、二人で参加してくださった。

私も幸福そうな笑顔の夫妻が、「ナタリーの命の祭典」に来てくださり、感謝してます。

今しみじみ誠にアメリカらしい、素晴らしい命の祭典でした。

クリスチイーン、アーニー、そしてナタリーーの一人娘ステフィー、ありがとう!と、天国のナタリーの声が聞こえるようで、きっとナタリーもその日一緒にいたでしょう!

人生にはいろいろなことが起こるけど、まさか長女が私より先に、亡くなってしまうとは。。。

未だに母は寝ても覚めても、さみしい。、、

今は天国に召されたナタリーですが、きっと家族会には、一緒に寄り添っていたことでしょう。

ナタリー、これからはママの夢の中で会いましょうね。

クリスチイーン、アーニーやステフィーや、ひい孫のタケオの為に、私は、明るく元気で、長生きしよう!

家族を愛した天のナタリーのためにも!

天国のナタリー、ママはこれからもあなたの深い愛を、家族に注ぎ続けますよ!

天のあなたに会いたいです!

私の大切なナタリー、気長にまっててくださいね!

その日まで、ナタリー、あなたと。。。夢で会いましょう!

家族写真

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