Still Life with a Candle oil 16インチ×20インチ
米国に飛んできたバルーンは、中国政府がつくった白い気球と発表後、中国政府を米国のブラックリストに加えた。(CNN他テレビニュース)
ロシアの市民がプテイン大統領に対して歴史的な大反撃 (2月18日付 CNN 発)
米国の風船は中国製であった、として中国の製造会社をブラックリストに加えた。(2月18日付 CNN 発)
皆さん、今日は~!
今日のラメサ市は、朝から雨模様のお天気です。温度は34度で、春雨のようで、清々しいですよ。
さて3年余オランダに住み、ヨーロッパ各地を野外制作したのちに、サンデイエゴ市に帰ってきた私は、再びバルボア公園内スパニッシュビレッジの「ギャラリー21」で、個展を開催しました。
朝の10時に開いたばかりの画廊は、まことに静か。
私はさっそく椅子に座って、机の整理をしていました。
その初日の朝に、ノッポの男性が入ってきた。
個展の初日一番目のお客様でした。
私を見て、ニコッと笑って「ハロー」と挨拶するや、入り口から見えた静物画にむかって早足に歩いて行った。
私の前を通りすぎるときに彼は画材を入れた’手提げ箱’をもっている。(彼も野外画家だな)机の前を通り過ぎるとき、今日描き上げたばかりのバルボア公園の油絵がみえた。(あら!上手だな~)私は、彼の邪魔をしないように、机の整理に戻った。
(彼も野外画家か~。 見たことないけど、どこの美術協会の人かしら?)
彼の靴音コツコツと画廊にひびく。そのうち静物画から奥のほうにある作品を見てまわっているようだ。朝の画廊は静寂で、私は机上にあるコーヒーを飲み、個展用に選んだ静かな音楽を聴きながら卓上の整理をした。右手の窓から射す光に目をむけたら、温かい日差しに眠くなる。(個展準備で大多忙だったからな~)
ボ~っとして、ウトウトする私。
「あなたが弓?!」
突然の大声に、わたくしは度肝抜かれて、おもわず椅子から飛び上がった。
「ハッハッハ、突然大声だしてごめんなさい」・・・だと。
さっきの彼が愉快そうに笑っている。
これが私たち,ピエロとの出会いでした。
もう30年前になるかしら?
彼はわたくしの個展開催中に毎日来訪。
そのうち自分で焼いたクッキーまで持参して、個展最後の日には残った絵の手伝いまでする仲よしになった。
それ以来二人はず~っと一緒で、相変わらず仲が良い。意見はちがっても、喧嘩をしたこともない。
なぜかしら?
彼は言う。「僕たちの家族と弓の家族が、よく似た家族構成だからさ」
彼の両親もわたくしの両親も、まことに明るく仲好しで、兄弟姉妹も仲がよいからだと言う。
二人がシニアになってから、もう一つ気が付いた。
良いことや、楽しいことはシッカリ覚えているけど、愉快じゃないことは、すぐ忘れてしまう癖があるのです。
めぐり逢い-アンドレ・ギャニオン
https://www.youtube.com/watch?v=-jdCleIK95s
二人の出会いから、すでに30年の月日がたちました。
今は’典型的シニアカップル’です。
お互いに年をかさねて少しは賢くなったかな? プ! ハッハッハ。
相変わらず、冗談を言い合う’おばかさんカップル’です。
なんせ経験たっぷりのシニアですからね!
これからも二人一緒に、毎日競争して、おいしいものを料理することでしょう。
両親ゆずりの料理好きな彼がクックするけど、タマ~に私が彼が大好きなカレーライスをクックします。
歩いてすぐのマーケット、Vonsにも、ちゃ~んと日本製のカレーライスの箱があるのですよ。
どうもアメリカでも皆さん、特に男性は、日本製のカレーライスが大好き!
たとえコロナ禍でも、世界がプーチンが始めたロシア禍でも、民衆は(ロシアの民衆も含めて)誠に素直で、家族や良い友人と一緒に明るい生活を続行する。これこそ‘真の幸福’です。
どうぞ笑顔で毎日をすごしましょう!
日本の皆様、風邪などひかないように、お元気でいらしてくださいね!
今日のランチ:鮭とベーコンとインゲン炒めにお沢庵とお茶。(ピエロがつくりました)